アンドトラストでは企業の規模を問わず、オーダーメイドの組織づくりをサポートしております。今回は、弊社の伴走型研修を導入し、「グッドキャリアアワード2022」大賞を宮崎県で初受賞された、えびの電子工業株式会社様の取り組み事例をご紹介いたします。
1.ご紹介する企業は「えびの電子工業株式会社(宮崎県)様」
企業概要
• 企業名:えびの電子工業株式会社(宮崎県)
• 経営理念:社員一人ひとりの人格を尊重し、全員参加で豊かさを創造。地域・社会の発展に貢献する。
• 社員数:約690名
• 事業内容:省力化機器・ソフトウェアの開発、電子部品・自動車部品の製造
2.「育成を習ったことがない」管理職の悩みの声
2017年、人手不足の中で採用が難しい状況に直面した津曲社長は、「自社ブランドは『優れた人材です』と言いたい」と強く感じ、人材育成に取り組み始めました。社内の声を集めたところ、管理職からは「育成方法がわからない」という悩みが多く聞かれました。多くの企業でも同様の課題が見られ、管理職が自主性を持った部下を育てるためには、トラストコーチングによる研修が必要だと判断されました。
自主性、積極性を持つ人材の育成をして、【自社のブランドは人材】と言える会社にするためには、「育成を習ったことがない」という管理職の悩みの解決が必要と判断し、トラストコーチングによるコーチング研修がスタートしました。
3.「学ぶって楽しい」研修のイメージを変える
研修導入当初は、外部講師による社内研修に対する費用面や前例のなさから懸念がありました。しかし、社員に「研修が楽しく、自分の役に立つ」と感じてもらうために「ペアレンツコーチング研修」を開催しました。多くの社員が参加し、研修に対するポジティブなイメージが浸透しています。
4.【理解浸透が成功した鍵はコーチの伴走】
研修の成功の鍵は、コーチが伴走し、社員に多様性のあるキャリア支援の必要性を理解してもらうことにありました。コーチが共に考え、伴走することで社員の理解が深まりました。
5.【管理職とその候補者がコミュニケーションを学び会う場】
「リーダーのためのコミュニケーションの基礎」研修では、管理職が効果的なコミュニケーション技術を体感しました。対面で行われる双方向の研修により、リーダーとしての意識改革が促進されました。
6.【意識改革を継続させる】
より実践的な人材育成を目指し、「コーチ型リーダー研修」と「トラストボーディング」の継続的な研修を開始しました。これにより、研修当日だけでなく、オンラインシステムを活用して学びの定着を図る仕組みを構築しました。
7.社員にコーチが伴走することで個々の課題に取り組む
トラストボーディングを活用し、社外コーチが社員の伴走者となり個々の課題や意識改革に取り組みました。
これにより固定概念にとらわれない育成方法が定着し、相手本位の育成が実現しました。
【意識・行動変革により、『グッドキャ リアアワード2022』を受賞】
この取り組みにより、えびの電子工業株式会社様は『グッドキャリアアワード2022』を受賞されました。継続的な研修とコーチングを通じて、管理職の意識が変わり、社員の能力を引き出すマネジメントが実現いたしました。
ーえびの電子工業株式会社 代表取締役 津曲様とー