コーチ型リーダー育成トレーニング

リーダー、および人材開発のご担当者様向けにご提供するトレーニングです。

部下の成長を妨げず、促進させる「コーチ型リーダー」の育成を目指します。トレーニングを通じて学んでいただいたコーチングの基本をもとに、経営者層をはじめとする、リーダーお一人お一人が、部下や同僚との信頼関係を深めながら、 組織・チームの半年後の目標を達成していくことをゴールに、実践的にコーチングを身につけていただきます。

▶︎新時代のリーダーシップ

▶︎コーチ型リーダーとは

▶︎期待できる変化

▶︎選ばれる理由

▶︎プログラムの具体的な流れ


新時代のリーダーシップ

リーダーシップのあり方は、時代とともに変化をみせ、経営者や管理者のリーダー個人によるカリスマ型の強力なリーダーシップだけでは到底及ばない時代になりました。

今、ビジネスシーンで、イノベーションを継続して創出している多くの企業では、リーダーのみならず、部下や、メンバー全員がリーダーシップを発揮できる環境が整えられつつあります。

これまでのようにリーダー自らが前面に出る、支配型リーダーシップではなく「部下や、メンバー全員がリーダーシップを発揮できる環境をつくる」という役割を担うリーダーシップの発揮が、経営者や管理者に求められるようになっています。

こうしたリーダー像の変化により、求められているのがコーチングを身につけた「コーチ型リーダー」です。

従来のリーダーコーチ型リーダー
リーダーシップのあり方個人の強力なリーダーシップ 対等な立場で対話できるリーダーシップ
リーダーの役割トップダウンによる指示・命令主体性を引き出し、自立した行動を促す
部下の育成スタイル教える考えさせる

コーチ型リーダーとは

コーチングは自分自身や、周りの人との対話によって目標達成を目指すコミュニケーション技術です。

コーチ型リーダーは、従来のリーダースキルに、コーチングの技術を身につけたリーダーです。
本トレーニングは、今まで、リーダーが取り組んできた教育や指導等のコミュニケーション方法を変えることを目指すものではありません。
今まで行ってきたコミュニケーションに、コーチングを必要な場面で活用することで、職場のコミュニケーションを変えるものです。

コーチングはこれまで培ってきたものを促進させるコミュニケーションの土台となり、チームや組織の文化やあり方を、大きく変化させます。


期待できる変化

コーチ型リーダーの育成により、リーダーだけではなく、チームのメンバーや、組織にも大きな変化をもたらします。

リーダーの変化→

チームメンバーの変化→

組織の変化→

リーダーの変化

・変化に、主体的に対応できる能力が育ちます。

目まぐるしく変動するビジネスシーンの中、自分の内側との良質な「対話」を起こし、自ら課題を見つけ、必要な変化を生み出します。目標を達成する資質や能力が育ち、組織の中心軸となる安定したパフォーマンスを発揮します。

・育成ができる、リーダーへ成長します。

「教える」から「考えさせる」関わりができるようになることで、チームメンバーの学習、成長につながるコミュニケーション力が身につきます。育成に時間が割けない忙しい毎日の中、日々の関わりから、限られた時間でも、チームメンバーの成長をサポートできるようになります。

・日々のパフォーマンスが安定します。

チームメンバーとのコミュニケーションを学ぶ前に「自分とのコミュニケーション」について学びます。

リーダーとして常に背中を見せていく立場ではあるものの、人はモチベーションが上下するのは当然のこと。自分とのコミュニケーションをとる習慣をつけることで、モチベーションが下がっている場合も、感情に左右されず、建設的に行動することができるようになります。

・効果的な聴き方ができるようになり、建設的なコミュ二ケーションが取れるようになります。

リーダーは「自分が聴きたいこと」だけでなく、「チームメンバーが話したいこと」を聴く必要があります。言葉だけではなく、組織や人間関係、環境や価値観などの背景を汲み取り、創造的に聴く力をつけ、トップダウンの姿勢ではなく、相手から学び、建設的なコミュニケーションができるようになります。

・チームメンバーのパフォーマンスを上げる「伝え方」ができるようになります。

「がんばってね」よりも「がんばってるね」と伝える。この小さなニュアンスの違いが、相手のパフォーマンスを圧倒的に上げることができる場合もあります。アクノリッジメント(承認)や、フィードバックの技術を学ぶことで、単なる声掛けではない効果的な伝え方が身につきます。


チームメンバーの変化

・自ら考え、行動をおこす「自走する力」が育ちます。

チームメンバーが自ら気づき、発見するようなコミュニケーションをリーダーが取ることで、チームメンバーが物事を自分ごととして考え、責任をもって行動するようになります。

・フォロワーシップが育ち、上司との良質なコミュニケーションが生まれます

リーダーとの率直かつ建設的なコミュニケーションにより、メンバーも目標に向かい自発的に考え、行動できるようになります。またコミュニケーションを通じて、上司と部下との信頼関係が深まり、メンバーのフォローワーシップも高まってきます。

・次世代リーダーとして、人間的な成長を促します。

コーチ型リーダーのもと、メンバー一人一人が成長実感や自信を積み重ねていくことができます。
スキルだけでなく、次のリーダーになっていくために、考え方の基準を上げながら、人間的にも成長していきます。


組織の変化

・組織の目標達成が実現しやすくなり、またそれに対するスピードもより加速します

コーチ型リーダーの存在により、一人一人の行動に対する意識が変わり、個人のみならずチームでのパフォーマンスも向上します。
組織全体で目標を目指す雰囲気もおのずと高まり、それぞれが主体的に考え、行動する強い組織に変化していきます。

・人材が定着し、チームでのパフォーマンスも安定し、組織内の離職率も減少します

社内にコーチングを活用したコミュニケーションを根付かせることで、圧倒的にチーム内でのコミュニケーション量が増え、組織の中に「互いにサポートし合える文化」を育むことができます。

組織内の孤独を減らし、主体性をもって目標に取り組む職員を育てることで、離職率を減らします。

・組織の目標達成を目指しながら、実践的に人材育成を図ることができます

組織内の日々のコミュニケーションの中で、育成が継続される環境を目指します。
また、一人一人の目標や、課題を明確化を習慣にすることで、あいまいな育成プランや、単発的な外部のトレーニングなどに頼る育成プランを減らします。


選ばれる理由

よくある、管理職・リーダー向けのコーチング研修との違いについて

1.「自己信頼」をベースにしたプログラム

当トレーニングのひとつの特徴は、自己信頼をベースにしたプログラムであることです。

他人との信頼関係は「自己信頼」の上にしか成立しません 。自分自身を信頼することなく、他人との信頼関係を作るテクニックだけを学んでも、他人と信頼関係を構築することはできないと考えています。まして他人の目標達成をサポートする「コーチング」はできません。

トレーニングでは、まず今の自己信頼度を把握し、それを高めるところからスタートします。
その後、他人と信頼関係を作るコミュニケーション、また、コーチングの基本技術を身につけていくことで、効果的に「コーチング」を用いたリーダーシップを高めることを目指します。

  • STEP1-自分を信頼できる コミュニケーション力がある-

    一人一人が自分を振り返り、自信を持ちながら仕事へのやりがいや目標を考える「土台」を作るステップです。
  • STEP2-他者から信頼される コミュニケーション力がある-

    目標を実現していくために、会社や家庭で「信頼関係」を築くためのコミュニケーションを考えるステップです。
  • STEP3-コーチング できるスキルがある-

    一人一人が自ら考えて行動し、お互いに高め合えるようなコーチングの基本的な技術を身につけるステップです。
2.「コーチング」を体系化したプログラム

また、もう一つの大きな特徴は、テキストにあります。
近年、様々なシーンでコーチングが注目されている中、よく耳にするのは「どんな手順でコーチングを進めたらいいのかわからない」という点です。
コーチングを活用したいと思って学んでみても、実際には、細切れにコーチングの技術を使う程度にしか活用できないことが多いのが現状です。
そこで当トレーニングでは、コーチングを体系化したオリジナルテキストを元に学びを深めることができます。
コーチング初心者であっても、テキストを読み進めながらコーチングすることができるため、受講後も繰り返し、自分自身、また他者に対して、目標達成に向けたコーチングを効果的に進めていくことができます。

3.単なる研修講師ではなく、コーチが担当するトレーニング

講師は研修講師ではなくトレーニングを受けた「認定コーチ」が担当致します。

コーチとして実践経験を積み、法人・団体への提供に向け、特別なトレーニングを受けた認定コーチが研修を担当することで、トレーニングの中でもコーチングが行われ、受講者の目標や意見などを引き出します。

4.講義のみで終わらないトレーニング

個人で考えたり、グループワークを行う時間が多くあります。

講師からの講義のみではなく、受講者同士で話しながら進めるグループワーク形式で、お互いへの理解を深める機会にもなります。
また、全員で同じ内容を学ぶことで、「共通言語」として活用しやすいため、受講後も会社に浸透させやすい特徴があります。

5.全国で開催可能

全国にコーチがおりますので、同内容の研修を全国で実施することが可能です。

コーチングを指導するための訓練を受けた担当コーチが、全国に存在していますので、同内容の研修を全国で実施することが可能です。

自社で研修を行うことで、受講するメンバーの移動経費などを節約することができます。少人数でもお見積りしますので、お気軽にお問合せください。


プログラムの具体的な流れ

BASIC講座
*初日にプログラムの全体像のご案内
・自分のコミュニケーションのタイプ・特徴を知る
・「コーチング」とは?
・信頼できる自分をつくる 〜仕事に誇りを持ち、「自信」を育むには?〜
・自分への「変化」の起こし方
・行動を妨げる「不安」との向き合い方を考える
・会社の目標のみならず、自分の本当の目標を決める

ADVANCE講座
・コミュニケーションの原則 =「伝わったことが伝えたこと」
・会社・家庭でのひとりひとりとの関わりを見直す
・信頼関係を築く「聴き方」「話し方」を学ぶ
・自分も周りも、より考え行動したくなる効果的な「質問」の作り方を学ぶ
・相手に響く「フィードバック」「承認」の仕方を体感してみる

半年間の継続グループセッション
Basic講座・Advance講座で学んでいただいた、コーチングの基本を実践しながら、ご自身や組織・チームの半年後の目標を、達成していくことをゴールに進めていきます。

グループセッションでは、それまでの1ヶ月を振り返りながら、目標達成のために、ご自身の部下や同僚との関係性をより深めることを目的に、現場での「聴く」「話す」「質問する」「フィードバックする」「承認する」といったスキルについて、より実践的に身につけるワークなども実施します。

コーチングを行う・教えることができる「社内コーチ」を育成するオプション研修や、その他ご希望のテーマや課題に合わせた研修も、ご提供可能です。研修テーマや内容のご相談にも、担当コーチが対応いたします。

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